びりびりキタキタコネクション
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中之島野外音楽堂を一つのアート空間(FLUCTUATION展)として、様々なアーチストが競演するゾーン。
びりびりとした刺激を感じられるゾーンです。
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野外アートギャラリーやパフォーマンスステージ、店自体がアートな『ちょっとバーNEXT』で構成される空間です。中央部では既設の座席を開放。 |
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- 『FLUCTUATION展』
- アート部門、パフォーマンス部門、映像部門により、新しいヒューマンネットワークが自己組織的に形成される前提となる『ゆらぎ』を中之島と、中之島に集う人々に感じてもらうというものです。
- (アルバム『びりびりキタキタコレクション』をご覧下さい)
アート部門 |
26組が参加。
ビティー、鉄パイプによるシンプルな構造の開放的な空間に宙吊りする展示方法を含めた、創造することと並行して表現することを重視しました。 |
パフォーマンス部門 |
19組が参加。
ステージ部分を使い身体表現、動的表現を伴うアートをできるだけ幅広く捉え、多様な表現を展開しました。 |
映像部門 |
8組が参加。
シアター形式による上映ではなく、図書館のビデオライブラリーのように個別に随時見たい作品を見られるよう、複数のモニターを設置して行ないました。 |
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- 『ちょっとバーNEXT』
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アーティストと来場者、またアーティストどうしの交流の場として企画された“バー”
カクテルや生ビールを販売。 |
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最初、アバウトにアーティスト100人集めて『100人展』てなことでやろうという
ことで始めて、暫くは本気で百人集める気の人もいたが、スペースの広さや募集期間、方法などを考えるととてもそんなに集められない。途中、面白いスペース設計の提案が出て、その方向で24人分の展示スペースとすることで諸条件を設定。取り敢えず身近なところからどんどん声を掛けるなど、今回に関してはFLUCTUATION展のコンセプトをできるだけ幅広く捉えることとし、積極的に参加の意志を示してくれた人に参加してもらった。
大阪、あるいは京阪神にあまたいる様々なアーティストに対して、こんな狭いスペースを年に3日間確保したからといって、市民誰にでも開かれたアートのスペースを作ったと言っていばるわけには行かない。
が、取り敢えずは、ギャラリーという閉じられた、足を踏み入れにくい雰囲気(ギャラリー経営者やアーティストには逆の思いがあるにせよ)のある場所ではなく、鉄パイプだけで壁も何もないオープンな空間で、いかに見せるか(どんなものを作るかよりも
)についてアーティストに刺激が与えられたなら、それはゾーン長として意図したところである。
しかし、一口に「いかに見せるか」と言っても一体、他者との関係総体の中でどこまでを考えるのかは、大きな問題である。ここらから実は、中之島まつり総体とも直接、間接に関わる重大問題が続くのだが、時間がないので続きはまたの機会にいたしましょう。 |
ゾーン長 西尾 俊彦 |
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