道案内 飲料の販売 運営中の会議

エコチャレンジ2000
まつり内13ヶ所に分別ステーションを設け、分別回収を行い、リサイクルなどに回しました。
淀屋橋入り口すぐの分別ステーション
(コスプレボランティア「虹色の架け橋」のみなさん)
青空トライランドの分別ステーション

今年は「エブリバディサンキューヤングマン〜やりたいことあるウチが青春ですよ」をテーマに掲げ、中之島まつり本来のそれぞれが出来る事、やりたい事を持ち寄り、それが輪になって、都市づくりに繋がっていく。という事を表現すべく、開催致しました。

昨年から大きく変わった点として、久しぶり(三年ぶり)に剣先公園が使えるようになり、全域の工事が終了する予定の第40回に向けて、中之島まつりとして、市民として公園をどのように使うかということを改めて考える年でもありました。

そして、37回〜39回と3年間実行委員長を務めさせて頂いた事もあり、記念すべき40回中之島まつりを素晴しいモノにする為に、少しでも実行委員長をした意味のあるように、振り返ってみたいと思います。

主に企画やテーマについてですが、企画力不足の感が否めません。「他に無いモノ」「中之島まつりでしか出来ない事」を意識しすぎるあまり、一般来場者の感覚とかけ離れてしまった部分があると思います。中之島まつりを開催する事によって伝えたい事(テーマの本質部分)は凄く重要であると信じていますが、その手段については先程の「他所でやっている事」などは敬遠しがちになってしまい、結果として企画を面白くする事自体が非常に難しくなっていると感じます。「富士山」をふもとから全て徒歩で登山する事も楽しいですが、例えば5合目まではバスで行って、その後山頂までを徒歩で。といった具合に、たとえ陳腐化された方法であっても、一番重要な「富士山」の良さを少しでもわかってもらいやすくする方法であるならば、企画においても検討していく必要があると考えます。

その上で、どこでもやっている事だけど中之島まつりらしくアレンジしてみよう。といったアイデアが出るような実行委員会と、その環境を整えていく事が必要です。

3年間、実行委員長として未熟なりに「まつりらしさ」といったモノを考えながらも、そのような固定観念に囚われてしまい、柔軟な発想が欠けていたところが、振り返ってみた今、沢山出てきました。せっかく参加してくれた新しい実行委員の方々に、窮屈な思いをさせてしまった事があると思います。しかし言える事は、少なくとも僕は、実行委員長をしたからこそ見えた事、そして教えてもらった事として、単に言葉の上だけでなく、身をもって体感できた大事な中之島まつりの本来の考え方であったのではと思っています。

ボランティア(自主的な行動)による中之島まつりのような形は、しんどい事も沢山あり、また個人それぞれの環境もありますが、そういう事を一切合切含めて、「ここで何しよか」「こっちの方がオモロイんとちゃうか」と話し合い、たまにケンカし、たまに彼女にふられ、といった事を出来るだけ多くの人と続けていく事、そしてそんな事を出来る場所を作り続ける事が、もっと良い中之島まつりに、そして都市に繋がっていくんだなぁ。と改めて感じました。

三年で何を残せたか?と問われると、自信をもって答えられる事はありません。
ただ、中之島まつりの目指すべきところ、あるべき姿については、僕なりの思いで「〜それでもオモロイんやで」と人に話せるようになったと自負しております。

そして、いまの中之島まつりには、少なくとも第40回について考えられる環境が残りました。

色々な不備や問題があり、なんとも情けない実行委員長ではありましたが、第40回を迎えられるのも、実行委員長として認め、支えてくれた全ての実行委員の力であり、良い時期にさせてもらって良かったなぁ。としみじみ感じております。

最後になりましたが、3年間お付き合い下さり、本当にありがとうございました。
実行委員長 藤尾 律

1)アドベンチャー大迷路  2)第8回中之島映画祭  3)メインステージ「ドリームバックカフェ」
4)手づくり遊具園「青空トライランド」  5)どんどんつながる!琵琶湖・淀川・大阪湾-山・川・里・海-
6)シャイニングアースゾーン  7)本部企画  8)市民団体エリア
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