第9回中之島映画祭
2011年5月3・4・5日 中之島中央公会堂大集会室にて開催「自主製作映画」という文化に一石を
インターネットによる画像配信は、映像の発表機会を飛躍的に増やしました。また、映像のデジタル化から、コンピュータの性能向上、編集ソフトの多様化、安価化は、より完成度の高い映像制作を一般の方に開放しました。 ますます数多くの自主製作映像作品が生まれています。「自主製作映画文化」は、かつて無いほどの成長期に入っているのではないかと思われます。 しかし、自主製作映画が広く一般に楽しまれているとは思えません。 これは、まだまだ一般の方々が自主製作映画に接する機会が少ない事が原因と考えられます。 「自主製作映画」という文化が大きな成長期に入っている今、多くの方の尽力により全国各地でその機会は増えてきています。 また映像というジャンルがいろいろな意味で関心が寄せられているのも間違いありません。無限の可能性を持つ「自主製作映画」という文化が受け入れられる可能性が高まってきている中、「自主製作映画」という文化に一石を投じられるものを創っていきたいと考えます。手作りの大看板
会場は歴史ある中央公会堂
ロビー
パンフと投票用紙を配ります
入場無料・入退場自由です
予告編も上映中
自主映画DVDショップ
中之島まつり40回記念回なので、中之島映画祭企画もこれまでの歴史の展示を行いました。 同時に恒例になったDVDショップも。 今回上映された作品を始め、中之島映画祭で上映された作品をDVDにして販売しました。自主映画コンペティション
中之島映画祭の審査員は、ご来場いただく観客の皆さんです。 「面白いか、面白くないか」これは、他の映画祭とは一線を画した本映画祭の特色です。 観客の皆様の1票が明日の映画の未来を紡ぐはずです。審査報告
上映作品
全国から様々なジャンルの作品が集まりした。 一般の審査員による二次審査を経て8作品を選ばさせていただきました。『あばうとあがーる』
監督 角田 行平
(青春ラブストーリー/75分)
『カラスの鳴かぬ日はあれど』
監督 大田 健人
(ヒーローアクション/47分)
『キャントワーク』
監督 小田学
(コメディ/12分)
『どうにもとまらない』
監督 堀江 祥子
(ヒューマン/34分)
『ひょうたんから粉』
監督 上原 三由樹
(ヒューマン/36分)
『山田荘』
監督 古田 敬亮
(コメディ/12分)
『僕達の結合と不都合』
監督 敦賀 零
(ドラマ/31分)
『夕暮れ』
監督 戸田 彬弘
(人間ドラマ/119分)
全国から募集し約60本の「自主映画」を審査を経て、選りすぐりの8本を中之島中央公会堂で上映を行ないました。のべ、1200人のお客様に来場していただきましたが例年に比べると上映時間が短かった分客足は少なかったですが作品は本当にレベルが高くどれがグランプリをとってもおかしくない映画祭になりました。 当日はトラブルが相次いで上映がストップしてしまう事もありましたが、予定通り全作品2回上映は達成できました。 ただどのトラブルも準備不足が原因で来年にミスまでしっかり引き継ぎたいと思います。 今回で一番の成功は映画祭Tシャツを作成したことです。目立つオレンジ色にしたので祭りでオレンジ組が動き回り働いているのを見ているのはとても気持ちがよかったです。 統一感も出てスタッフの士気も上がりました。オレンジ最高!! 今回の祭りを経て、色んな方と交流させていただいて人と人の繋がりが本当に大きな力が生むのだと実感しました。中之島まつりは色々な人や思いが創り上げた素晴しいお祭りです!そこにゾーン長として参加させていただいたことに感謝と誇りを持って次の祭りに繋げていきたいと思います! みんな大好き!祭り大好き!!Comon join us♪
第9回中之島映画祭 担当 永樂 晋一