第6回中之島映画祭
中央公会堂大集会室

大阪市中央公会堂

1913年(大正7年)に完成した中央公会堂は中之島のシンボル。
1971年に発表された中之島東部地区再開発構想で一度は取り壊されかけるものの(これの反対運動が中之島まつりを始めるきっかけとなりました)1988年には永久保存が決定し、保存・再生工事を経てその赤レンガの景観美はますます市民に愛されるものとなりました。

〜あなたの審査を宇音宙!!〜
自主映画の祭典として5年間中之島映画祭を続けてきました。入選・上映された作品が国内外の映画祭で高い評価を受けているなど、それなりの意味があったのでは・・と考えています。しかしながら自主映画という文化が広く一般的に認識されているとは、まだまだ言えません。第6回中之島映画祭では「自主映画」をより多くの人に知ってもらおうという目的を特に意識して企画しています。

全国自主製作映画祭ギャラリー 【中央公会堂1階ロビー】
〜拡がる自主製作映画という文化〜
自主製作映画は、全国様々なところで生まれています。各地で開催している自主製作映画祭を展示紹介しています。
全国の自主製作映画という文化に触れてみてください。(西東京市民映画祭・福井映画祭・さっぽろ映画祭 等々)
各映画祭に協力をお願いして開催情報・作品情報を提供していただき
パネル化して展示しました。

自主制作映画コンペティション  【中央公会堂大集会室】
〜あなたがグランプリを決める映画祭〜
なかなか一般の方に観られることのない自主製作映画のコンペティション上映会です。審査をするのは、あなたです!
一般映画と違い自由な発想から生まれたサスペンス・SF・青春ドラマ、ラブストーリーやアニメーション・・・長編、短篇合わせて23作品に応募いただき、4月6・7日の公開審査会を経て11作品が上映されました。
『 J 』
SFドラマ 30分
『へんなこパイナポ』
ファンタジー 20分
『 la la bye 』
ラブストーリー 30分
『 廻鬼 −KAIKI-  』
ファンタジー 20分
『おめでたです。』
青春ドラマ 62分
『がたぴしLife』
ヒューマンドラマ 37分
『パンのうた』
アニメーション 6分
『GO GO まりこ』
ストーリードラマ 20分
『オルゴール』
パペットアニメーション 8分
『泣く人たち』
ヒューマンドラマ 37分
『安もんのバッタ』
喜劇 58分
5月3.4.5日の本祭において各作品2回ずつ上映を行い来場された方々に採点をしていただきました。
グランプリは「安もんのバッタ」 今井伊織監督作品に決定いたしました。

特別上映
「かにねずみ」
第5回中之島映画祭グランプリ作品
CGアニメーション  20分

 今年で6年目を迎えた映画祭。昨年寄せられたアンケートの中で観客に審査していただこうという体制になっていないという意見もあって、もう一度原点に帰って観客が審査員ということを強くアピールしていく目標を立てました。パンフレットを大きくして見やすいようにする。ボードをつけてアンケートを書きやすくする。作品間の時間を長めに取る。看板にそのことを大きく打ち出す。以上のことを対策として実行しました。目標のアンケート回収率50%を超すことはできましたが、アンケート集計方法に対策がなく、発表に時間がかかってしまいました。
 今後の課題として、より正確で早い集計方法を考え出す必要性を感じました。観客動員目標の二千には、わずかに届かず、次の目標のひとつとして観客増大が考えられます。作品は昨年よりは早めに募集を開始し、多くの人に集めてもらったことと、6回目ということもありレベルの高い作品に参加してもらいました。グランプリ「安もんのバッタ」と二位の差は僅か0.5ポイントという接戦でした。もっと早めに締め切りをして第一次審査を早い段階で行えば、もっと多くのスタッフにも1次審査参加してもらえただろうなと感じています。数多い企画の中で最もお金のかかっている企画だけに、まつりの顔になれるようにならなければと考えて、もっと努力しなければと思います。スタッフにももっと作品上映をする楽しさをアピールして多くの人に参加してもらいたいと思います。継続して行うことにも多くの意味があると思いますので、頑張っていきたいと思っています。
【ゾーン長】西薗 修也

1)オープニングセレモニー&パレード  2)市役所周辺エリア  3)宇音宙パラダイス  4)まいど!フリマ横丁
5)第6回中之島映画祭  6)宇音宙ステージ  7)アディオスゴミー号  8)鉄板ブレーメン  9)ストリートオンパレード
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