実行委員長 森 一貫
実行委員長としても「一から始める」という精神でのぞみたいと考えています。その意味では、企画も財政も含めて、あらゆる運営が「一から」ということになります。それでも、次のようなことはやはり「合言葉」にしたいものです。それは、「みるまつりではなくつくるまつりを」「つくるまつりよりも参加するまつりを」「企画は0円から」「組織はアメーバー」「マニュアルにはたよらない」「プロセスを大切に」「当日来た人も実行委員」「企画は横のつながりを大切に」などなどです。 このように考えてみると、「20世紀からうけつぎました」という姿勢があらわれてくると思います。さあ、21世紀も「中之島まつり」をみんなの力で続けましょう。
第30回中之島まつりゾーン紹介
今回は、中之島公園を大きく4つのゾーンに分ける事になりました。
ゾーン1(全体企画のゾーン)
市役所および図書館の南側舗道
ゾーン2(「手」のゾーン)
バラ園・剣先公園
ゾーン3(「輪」のゾーン)
プロムナード下〜野外音楽堂裏の広場
ゾーン4(「都市」のゾーン)
市役所北側・中央公会堂前ストリート
1.全体企画
三十回記念プロムナード(仮称)
担当 下脇 恵
中之島まつりは今回で三十回を迎えます。そこでまつりの入り口であるプロムナードにて、三十回記念の全体企画を考えています。
企画案としては
・三十本の柱
・三十枚ののれん
・トンネル
・パレード
等の案がだされ話合われている最中です。
取りまとめ役としては「下脇 恵」さんが担当することになりました。
2.「手」のゾーン
ゾーン長 福島 光博
ゾーンは3つのブロックに別れています。
A バラの小道
「手」のゾーンの入口であり、剣先公園へ人を向かわせる企画を…
●片道手押し列車→剣先公園への片道運行とし、できるだけ多くの人に剣先公園へ行ってもらう
B バラ園

手で楽器を鳴らすなど、洋風の音楽とパフォーマンス

移動ステージ→手を使ったパフォーマンス(バルーン、手品など)

バラ園階段ステージ→珍しい楽器を使った洋風のステージ

バラバラ姫を救えゲーム→バラ園から剣先公園へと広がるRPGで、姫を救う為に剣先公園の5つの通りでの指令に挑戦してもらう

小バラ占い→手相占いをはじめとした占いコーナー
C 剣先公園
剣先公園を手(指)に見たてて、5つの特色をつけた企画を行なう
親指→「手づくり」を実際に体験してもらい、手づくりの楽しさを感じてもらう通り
人さし指→手づくり工作でつくった物で遊び、人と接し話すことによって、人とのつながりを大切にする通り
中指→手でつかんで食べれるものを一店舗に一品だけ販売し、見ただけで何が売っているのかわかる飲食通り
薬指→大型遊具や小型ゲ−ムを使って、来場者の人達と一緒に遊ぶ、手作りゲ−ム企画通り 例)風船部屋、急流すべりなど
小指→昔から伝わってきた手作りのものを自分たちで作り、文化を知る通り
例)土器、紙すき、竹細工など
手のひら→古来から人々は大空にはばたきたいと願い、自分の城を持つことを夢見てきました。そして、私達も先人の夢を受け継ぎ、この剣先公園に「手」のゾ−ンの象徴となる城と手の形をした気球をあげたいと思います。
3.「輪」のゾーン
ゾーン長 中間 正隆
輪づくり=広場作りと考え、4箇所の広場を創造したいと考えています。
それらを統一する意味で、テーマのうけつぎましたから、古き時代から現在へ、そして二十一世紀へうけつがれてゆく遺跡や街並をデザインモチーフにと考えています。
A.音楽とアートの広場

ART市…オリジナル品、アート作品などの市が並ぶ。
デザインモチーフ 「イースター島のモアイ」

ARTギャラリー…ART市より出品していただいた作品を展示。
デザインモチーフ 「ストーンサークル」

音楽ステージ…軽音楽を聞きながらくつろげるスペースを…
ART市出店者のエピソード紹介なども
デザインモチーフ 「未定」

ART空間「いのちの輪」…太古より受けついできた"いのち"をテーマにしたアート空間。
外部デザインモチーフ 「万里の長城」
B. 食とパフォーマンスの広場

オープンカフェテラス…野外音楽堂をまるごとカフェテラスに。

360。ステージ…周りのどこからも見ることの出来るステージ。
ステージを取り巻く形で客席を配置。
デザインモチーフ 「パルテノン神殿とトレビの泉、他」
C.遊びの広場

遊び銀行…昔の遊び、今の遊び、うけつがれてゆく遊びを登録、広場で遊んでみる企画です。
デザインモチーフ 「飛鳥の石舞台」

遊具企画…神殿(D.の広場参照)を利用した複合型遊具。
神殿のデザインモチーフ 「古墳時代の高床式建築物」

シルクロード…川沿いの道をそう呼んでみます。

迷路…壁のない迷路です。自由に遊んでもらおうと考えています。
デザインモチーフ 「ナスカの地上絵」
D.超夜祭の広場
C.の広場と同じ場所で夜に行なう企画です。
いわばこの企画こそが、「輪」のゾーンのメイン企画といっても良いでしょう。
『超夜祭』というのは、第25回の中之島まつりでも行なった中夜祭の名称で、「夜を超え、ゾーンを超え、スタッフ・出展者・来場者来場者の境界を超え」行なう、誰もが参加できる夜のまつりをコンセプトにしています。
踊り、飲み、食べ、語り、笑う、といった様々な輪が出来ることを目的としています。
企画イメージモチーフ 「邪馬台国の火祭り」
4.「まち都市」のゾーン
ゾーン長 下脇 恵

都市には様々な人が住み・学び・働いています。逆に言えば人いなければ、それは、建物の集合体であって都市とは呼べません。人が都市の中で重要なファクターを占める事は間違いないと考えます。
しかし、現在の都市の中で、そこに集う人達がどれほど主人公として暮らしているでしょうか。自分たちの街づくりにどれだけの人が、係わっているでしょうか。

このゾーンでは、この『人が集う街づくり』をキーワードにして、3日間だけの夢の都市、こんな都市であって欲しいを作って行きたいと考えています。

ゾーンをいくつかの町会に分けての企画運営、掃除、エコチャレ2000など、町会の主体性をもって運営していけるようにしていきます。自分の家(企画)だけを考えるのではなく、身近な地域(隣近所)をみていくことで都市づくりの一環を体験してもらえるように考えています。

こんな都市だったらいいな(例えば)
商店街 |
|
安い、良い品、品数、、買い物をする楽しみ(値切れる)
コミュニケーションを楽しむ、目玉商品がある(よそで買えない物)
お店同士の仲が良い、看板娘が居るお店 |
食堂 |
|
大衆食堂、公園にある食堂、安い・旨い・多い・早い
名物おやじのいるお店、ろばのパン屋(遊び心のある店) |
広場 |
|
人が集う、楽しい事がおきる、出会いがある、笑いがある
集会所、情報の拠点 |
学校 |
|
学ぶ、考える。仲間づくり。生徒も時には、先生になれる。
誰もが先生や生徒になれる。 |
病院 |
|
簡単な健康診断。バイタルチェック。けがの治療など |

まず、ここからみんなで考え始めたいと思います。
「あなたは、どんな都市に集いたいですか?」
というわけで、第三十回中之島まつりに向かって進んでおります。今回は参加の形が今までとは異なり、新しくなりました。(詳しくは、第三十回中之島まつり参加申し込みについてをご覧下さい。
第30回中之島まつり 参加申し込みについて
@ 参加希望の方はまず、参加申込書をお取り寄せ下さい。
(中之島まつり事務所までお問合わせ下さい)
A 参加申し込み書を提出
B 実行委員会企画局会議(ゾーンや場所、参加手法を協議)
C 担当者より連絡(ゾーンの場所、参加手法を相談)
D 参加が正式に決定
申込書は必ず、郵送又は持参頂きます様、よろしくお願い致します。
FAXにてのお申し込み受付致しかねます。お手数ですがご協力下さいませ。